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病院より身近で役に立つ、民間会社のリハビリ士、組織、会社運営、これからの人の働き方、若年と高齢層のワーカーの生活感、仕事感、リーダー論

ぽきっと大腿骨骨折。

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今日は転倒予防について。大腿骨骨折も。

実は私、現在転倒予防のアプリケーションを作成しようと活動しています。

 

そこで本日は専門家の方に相談に行ってまいりました。

 

今日の為に、転倒に関するバックグラウンドを調べてあります。

 

 

皆さん転倒したことありますか?

 

私の転倒は、昨年道路が急に陥没した場所で足をとられ転倒しました。

痛かった以上に恥ずかしかった、、、

 

しかし!

今回の転倒予防というのは恥ずかしさ回避のためのアプリではないのですよ。

 

驚かなくても結構です。

 

けがの予防なのですよ。

 

 

統計上では、大腿骨の骨折は2020年に年間20万人にいたるようです。

 

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一日で547人が大腿骨骨折してる計算です。

3分に1人転倒骨折しています。

 

耳をすませばポキッと聞こえませんか?

 

 

 

 

治療費は2か月で150万円くらいです。

 

この金額に医療保険で2割とか3割の負担と他に部屋代とか食事代が毎日かかります。

 

 

骨折すると2/3の人は生活に支援が必要になるので介護保険を申請します。

自己負担は毎月2万円程度でしょうか。

 

計算すると骨折によって平均寿命までに必要な金額は

 

なんと

 

 

380万円!!

 

そうなんです。あなたのお父さんお母さん骨折予防してあげると380万円の支出を防ぐことができます。

 

 

そして何より今まで通り歩けることの価値を考えてほしい。

トイレにひとりで行けない。

買い物に行けない。

病院にいけない。

食事を作れない。

立って着替えられない。

ゴルフに行けない。

いつものあの場所に行けない。

 

歩けないは、その先にある生活をも変えてしまいます。

 

(歩けなくても何とかしてくれるサービスもありますがそれはまた今度ご紹介)

 

 

そして何より私が今までリハビリの中から感じていることは、人は2足歩行が出来るから人であるということ。決して歩けない人を否定する意味ではなく、生物学的、進化論としての話です。

 

転倒予防アプリケーションによってたった1人でも転倒することが減るようにがんばります。

 

スタートアップに協力してくれる方、ちょっと興味がある方、お気軽にご連絡ください。