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病院より身近で役に立つ、民間会社のリハビリ士、組織、会社運営、これからの人の働き方、若年と高齢層のワーカーの生活感、仕事感、リーダー論

医療はIT化が進まないのは何故か。

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医療や介護の世界は、一般の社会よりはるかにテクノロジーの進歩が遅れています。

 

信じられないかもしれませんが、

情報のやり取りは紙ベースが基本です。

電話連絡が基本です。

 

 

いわゆる掲示板のシステムが最近導入され始めました。

そんなステージですごい進んでる!ってアピールしてるような状況です。

 

そこで遅れてない?と言うとすると個人情報云々という議論が始まります。ですが、そんなのは他の業界でも同じことですよね?

 

ではなぜ進めようとしない?

 

1つは年齢層にあります。

通常、組織では決定権を持つ人間の経験や技能がそのすべてに反映されてしまいます。

年功序列制度が色濃く残る医療介護では決定権を持つ人間が紙媒体、電話連絡で育ってきた人なのです。

 

つまり、医療、介護業界には若い経営者がいない。

 

2つめは既得権益により反発する人がいる。

twitter.com

 

この方のツイートを見てる中で気づいたのですが、IT化は知識水準を上げるので、知識だけで商売している業界はIT化に反発するだろうということ。

 

本来医療職は診断技能、治療技能があってこそ成り立つのですが、そういった技能のない知識人が多数ということです。

 

 

以前この記事に書きましたが→ブラック医療 - まだ病院にこだわってるの?

 

医療人であれば、治す知識があってもそれを活かす方法や技能がなければ10年以内にAIがとって変わります。

 

昨年まで自動運転なんてかなり先の話だと思ってたでしょ?

 

今年の5月の時点でこうなってたわけですよ。

www.gizmodo.jp

 

私は目の前にステップは見えなくとも次の一歩を踏み出します。